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2011.08.30 (Tue)

足掻き

それから少しして、ゴールデンウィークも本番に突入した。


エーイチは、3日から実家に帰省すると言っていたので、


 『声が聴きたいよ・・・エーイチ・・・』


と前日にメールしたけど、エーイチから電話はかかってこなかった。


 『家に着いたよ。ぐっすり眠れくるみオレも寝るから・・・



代わりに夜中の1時近くなってからそんなメールが来た。



【More・・・】


翌朝、エーイチは実家に帰って行った。


私はその日、お友達とご飯を食べる約束をしていた。


ひとり家で悩んでいても仕方ないし、気を紛らわす為にも


思いきって出掛けることにした。


食事している間、こんなメールが届いた。


 『ごめんねくるみ。頑なでこだわり屋で面倒くさい性格の男でどうしてもくるみとの事

  考え悩んでばかり。また去年のような気持ちで連休過ごすのか…。 って思うと…。

  仕事の事も、家族の事も、それとくるみの事も 全~部、忘れて大きく気分転換してきたい




これを読んだ私は、エーイチも実家に帰れば、きっとまた元のように元気なエーイチに


戻って帰ってきてくれるんじゃないかと期待し、こんなお気楽な返事をしていた。



 『エーイチはお父さんなんだから、たまにはちゃんと家族サービスしてこなくちゃ

  そのあとで、私にサービスしてくれればいいから

  またするね』



するとしばらくして、エーイチからこんなメールが来た。


 『今まで通りとは違うかも知れないけど…また続いたらイイなと思っているよ。

  とにかく健康でいようね。それさえあれば必ず逢える。』



それからしばらくエーイチからのメールは来なかった。


その間、ひとりでずっと考えてた。


自分のしたことについて、エーイチの気持ちについて、


そして、これからどうすべきか・・・を。


その夜私は、エーイチに少し長いメールを送った。



 『もうぐっすり寝てるかな…。

  これまで私は、エーイチの気持ちも考えず自分がエーイチを失いたくないという

  思いばかりを押し付けて、言い訳ばかりをしてました…ごめんなさい

  今日帰ってきてから、改めてエーイチの気持ちになって考えてみました。
  
  やっぱり、辛かったよね…

  だから私はエーイチが決めたことなら、もうイヤだは言わない
  
  最終的にエーイチが望んだ答えが『別離』なのなら、きっとそれがエーイチが一番苦しまず、

  幸せになれるということだと思うから…。

  エーイチが幸せになるのであれば、私はどんなに辛くて悲しくても、我慢できると思うから。

  だからエーイチ、どうかもう苦しまないでね。

  お願いだから自分の力不足だったなんて、もう言わないで。

  エーイチは私に対していつも一生懸命で誠実で、真っ直ぐだった。

  それは私自身が一番良く知ってる。

  そしてそんなエーイチを、私はずっとひとりの人として尊敬してきたし、

  本当に本当に大好きだった。

  私みたいな女の為にこんなに一生懸命になってくれる人がいるなんて、
  
  エーイチと知り合うまでは思いもしなかった。

  この歳になって、本当に人を愛するということ、慈しむということを教えてくれたのは

  エーイチだった。

  だからこそ、私もエーイチのことを心の底から精一杯愛せたんだと思う。

  だから私は、ひとりになったとしても、これからもずっとずっとエーイチを愛し続ける。

  エーイチという素晴らしい人に出逢えて、そして少しの間でもその人と深く愛し合えて、

  抱えきれないほどの思い出を作れたということだけでも、私の人生はとても幸せだったなって
  
  思えるから…

  本音を言えば、あなたにこのままもっともっと愛されていたかった。

  もっともっとあなたの奏でるギターの音を聴いていたかった…。

  でも自分のしたことには自分で責任を持たなくちゃね

  エーイチが仕事でもいつも大事にしてる事だよね。

  それなのにこのメールをエーイチが読むことがないように、心のどこかで祈ってる

  自分もいて…。情けないよね

  今はエーイチが仕事のことも、それから私のことも全部忘れて、ご家族やお友達と楽しく

  過ごしてくれてるといいなって思っています。

  だから返事はいりません。

  たっぷりリフレッシュして来てね

  おやすみなさい 』




もちろんこれに返事はなかった。


PCに送ったメールだったから、読んでいるのか、いないのか、それさえも分からなかった。


そんなメールを送りながらも、なんとか繋がっていたいとその時の私は、必死に思っていたんだろう、


 『逢いたいよ…

  今すぐ大好きな笑顔に触れたいよ

  エーイチ…

  私の大好きなひと…』



そんな「見え見えな」メールを送っていた。



 『くるみ メールは読んでいるよ。 去年よりも更に悪いGWになってしまったな…。』


と、しばらくしてエーイチから、それだけ返事が来た。



そして次に来たメールには


 『少し前から解っていた。僅かな期待をもって精一杯強がっていた…。ダメだった…。』


私の今までの淡い期待が、全部ひっくりかえされるようなメールが来た。



この時私は、言いようのない不安にかられた。


こんな弱気なメール、今まで一度だったよこしたことのない人。。。


エーイチはこのままどこかに行ってしまうんじゃないか、


もう二度と逢えないんじゃないか・・・


そう思った私は、ひとりで勝手にエーイチへ向かって今の気持ちをメールし続けた。



 『エーイチと同じように、私も何も変わってない。

  エーイチを好きな気持ちは誰よりも一番だった。
  
  ていうより、今までエーイチ以外の人に心が揺らいだことは一度もない。

  エーイチは私が楽しいと感じることなら、していいよって言ってくれてた。
  
  その言葉は、すごく嬉しかった。
  
  本当に愛されてると思ってた。

  その人と会ったのは寂しさを紛らわす為なんかじゃない。

  単に美味しいもの食べたり観たい映画見たりしただけ。

  エーイチは体の関係なんか別に大した問題じゃないって言ってた。

  私だって本当はダメならダメだよってハッキリ言って欲しかった

  くるみはずっと俺だけのモノだから、触らせないって言って欲しかったよ

  遠く離れてても、ずっといつも心はエーイチに全部持ってかれてたのに…

  私はエーイチと一緒だからこそ、あんなに楽しい時を過ごしてきたのに、

  わかってもらえないんだ… 』



 『私はエーイチを信じてた。

  この人なら何があっても私とずっと一緒にいてくれると思ってた。

  何があっても、もしご家族の元に帰ってしまっても、

  ふたりの心だけは絶対に離れないと思ってた。

  そう信じて今まで生きてきたのに…』




こんな逆ギレの言い訳ばかりのメール・・・当然エーイチからの返事はなかった。


挙げ句の果て、私はこうメールした。

 
 『私今から○○へ行く。←○○=エーイチの実家のある所

  逢えなくてもいい。

  でも後悔したくない。』
 

 
そのまま私は取る物も取らず、電車に飛び乗った。


東京駅で新幹線のきっぷを買う。


新幹線ホームの時計を見ると、夜の9時を過ぎていた。


今から行ったとしても、着くのは11時近く・・・


実家にいるエーイチに逢える保証なんてどこにもない。


それでも、その時の私は、他に方法が考えられなかった。


どうしても、どうしても、今すぐエーイチに逢って話がしたい。


今逢いに行かないと、もう逢えない気がして、不安で堪らなかった。




そう、そこには文字通り、必死に足掻く私の姿があった。。。





テーマ : 婚外恋愛 ジャンル : 恋愛

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 |  2011.09.15(木) 11:19 |   |  【コメント編集】

■9/15の鍵コメさんへ♪

こんばんは、はじめまして♪
せっかく初めて要らしていただいたのに、
お返事が遅くなってしまい、大変申し訳ないです。

中秋節、去年は行きましたよ(*^_^*)
街中にかざられた黄色い提灯がとても印象的でキレイでした♪
もうそんな時期だったんですね・・・。

おかげさまで私は元気です。
鍵コメさんも、どうぞ体調にはくれぐれもお気をつけてください。
温かいコメント、どうもありがとうございました。
なかなか更新できなくて申し訳ありませんが、
どうぞまた遊びに来てくださいね^^
くるみ |  2011.09.19(月) 23:02 |  URL |  【コメント編集】

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