2018年04月 / 03月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫05月

--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告  |  EDIT  |  Top↑

2010.05.10 (Mon)

許せるところ、許せないところ

すっかり相手のペースに乗せられて


結局また出掛けることになってしまった。


今度の行き先は、都心から1時間ほどで行ける観光名所。


そう、かの有名な『高尾山』。。。





【More・・・】



何年か前に『ミシュランガイド東京』に載ってしまってからというもの


観光客がひっきりなしだとか。


かくいう私も「一度行ってみたいんですよね~」なんて、


何気なくポロッと言ってしまったがために


 「じゃあ今度一緒に行こう!!」


と言うことになってしまったのだった。


正直、少し気後れしたけど、個人的にこの季節の山は大好き。


それに山に登ったりすると、その人の本質が見れたりするっていうから


ま、それもいっかっていう軽い気持ちでOKしてみた。


エーイチに言うべきかどうかは、その時はまだ悩んでたけど。。。


けどまたまた突っ走られても困るので、その人には



  『お友達として、一緒に行きましょうね。』



と念のため釘を刺しておいた。




当日、昨日の大雨が嘘のように晴れた。


新宿までわざわざ迎えに行くというその人の言葉をなんとか制止して、


待ち合わせはその人の住む街の駅にした。


新宿から特快に乗って約30分。。。


ようやく待ち合わせ場所に着くと、ニコニコしながらその人が近づいてきた。



  『ほらね、晴れたでしょ^^俺が毎日お祈りしてたからね。』



嬉しそうに笑うその人の横で、私はぼんやりと考えていた。。。



  (エーイチ、今頃何してるかな・・・。)



高尾山に行くことは、今朝のメールで伝えてあった。



もちろん、誰と行くとは言っていない。



知ったら・・・どんな顔するんだろう。。。



そこから少しまたJRに乗って、高尾で京王線に乗り換えて高尾山口に到着。


駅にはたくさんの登山客がいた。


その人が言っていた吊り橋のコースは、残念ながらその日は土砂崩れのため通行止め。


仕方なく違うルートで行くことに。


普段ウォーキングで鍛えている私は、脚力にはある程度自信があったけど


山道は昨日までの雨で少しぬかるんでいるため、ゆっくりと登っていった。



やはり思った通り、新緑の季節の山は美しかった。


桜は終わってしまっていたものの、勢いよく芽吹く草木の輝きはキラキラと目に眩しく、


緑の匂いのする風は、とても心地よく、私の横を通り過ぎていった。


途中、少し段差のキツイ階段があって、その人が手を差し伸べてくれたけど


私は敢えてその手には捕まらず、自分の力だけで登った。


そんな私に、その人はちょっと淋しそうな顔をしながら



  『さすが・・・鍛えてるね(^^;』



と苦笑いしていた。


最初は少し肌寒いくらいの気温だったけど、体を動かしているせいか


だんだんと汗が出てきた。


途中で少し休憩して下を見下ろすと、そこにはさっき電車で通ってきた町並みが広がっていた。



  『わぁ・・・結構高いところまで来たんだね。』



展望台に上り、町並みを見下ろせる場所に移動すると、その人は一生懸命説明してくれた。


でも、やはり昔から東京に住んでいるわけではないので、残念ながら私の方が詳しかったりした(笑)



  (エーイチも東京生まれじゃないけど、私なんかよりよっぽど詳しかったな。。。)



そして私はまたそうやって、エーイチを思い出していた。。。


少し行くとケーブルカーの乗降場があり、そのすぐそばにサル園があった。


お猿さんは大好きなので、入ってみることに。


ちょうどお昼の時間だったらしく、飼育員の人がエサをやりながらいろいろなことを話してくれていた。


思わずそれに聴き入ってしまったわたしたちは、気がつくと1時間以上もそこに居た。


サル園を出て、今度こそ頂上を目指すことに。。。


途中、『薬王院』というお寺があり、何カ所かでお賽銭を入れてお祈りをした。



   『何をお願いしたの?』



そう聞かれた私は,一瞬とまどって



   『世界平和(^^v』


(本当は子供のことと、エーイチの健康のこと、お祈りしてたんだけど・・・汗)



それからおみくじを引いた。


その人はなんと『大吉』



  『俺よく大吉出るんだけど、いいことあった試しがない(--;』



そう言いながらも、大吉が出たことに彼は少し嬉しそうだった。



私は・・・『中吉』



  『ホント、私っていつもツッコミ処のない運勢なんだよね~~(--;』



相変わらず中途半端な運勢に凹んでいる私に、



  『でもさ、俺なんか大吉だから落ちるしかないけど、 

   くるみさんは中吉ならまだ上へ上れるじゃん!よかったね^^』



あぁ・・ほんとにどこまでもポジティブシンキングな人なんだわぁ・・・(´Д`)


慰めてくれるのは、優しいんだろうけどね。。。


そんなこと話しながら進んでいくと真っ赤な「のぼり」が目に入った。



  【縁結びの神】



内心、おおっ(°〇°;) ! と思ったけど、今さら縁結びって言うのもね~・・・


それにこの状況で行くと、なんだかまた勘違いされる可能性大なので・・・(--;


そこは気がつかなかったフリをして、スルーした(爆)
 


そうして、ようやく頂上に着くと、今回の一番の目的であった富士山を探した。。。


展望台になっている場所で目をこらすけど、天気は良いのに少しガスがかかっていたせいか


富士山は全く見えないようだった。




  『あぁ~~見えなかったね~残念><』



そういう私を横目に、その人はもう一度目を凝らして見ていた。



   『あ!多分あれ、富士山だよ!まだ雪がかかってるから、白くて見えにくいけど・・・』



その人の指さす方向に目を向けて、じ~~~~とよく見ると、


微かだが、確かに富士山の特徴のある稜線が見て取れた。



   『あ~!ほんとだ!すごいっ!あんなのよく見えたね~~w(@。@;)w 』



   『くるみさん、頂上で富士山観たいって言ってたから。絶対に見せたかったんだよね。

    今日は絶対に富士山が見えるよう、何日も前から祈ってたからさ、俺。』





うっ・・・・



そんな風に言われると、とても胸の痛む私なのだった・・・( ̄ェ ̄;)

  (ゴメンナサイ、ゴメンナサイ・・・(-人-))



ちょうどお腹も空いていたので頂上にあるおそば屋さんで山菜そばを食べた。


もうとっくに昼時は外れていたせいか、店内はわりと空いていた。



   『今日はよかったよ~。くるみさんを高尾山に連れてこられて^^』


   『どうもありがとう。天気も良くて、空気も美味しいし気持ちいいね。』


   『今度はさ、この前くるみさんが言っていた下町の水上バスに乗りたいな~。』




突然彼の口からそう言われたとき、思わずドキッ!とした。


水上バス・・・


エーイチと一緒に乗った思い出の水上バス・・・


それに乗るの?この人と?


いろんな思いが一瞬で私の頭の中を駆けめぐった。



   『このおそば、太くてうどんみたいだね(^^;腰がある(笑)』




  (だめ・・・あれだけは、誰がなんと言おうと絶対にダメなの・・・)



そう頭の中で反芻しながら、私はなんとか話題をそらした。




その人は、せっかくだからと言い張り、見えるか見えないか分からない富士山をバックに


私の写真を撮ってくれた。


結果、明らかに逆光(笑)



   『これじゃだれだか分からないよ~(爆)』



そう言いながらも、でもそれで逆にホッとした私が居た。


  (エーイチとだったら、何枚でも写真撮るんだろうなぁ・・・)




帰りはやっぱり乗ってみたかったケーブルカーに乗ってみた。


ここのケーブルカーの最急勾配はなんと日本一らしい。


確かに降りるときの感じはジェットコースターがゆっくりと走っているようだった。


結構混んでいたので、二人とも立っていたんだけれど、自分とくっつきそうなくらいすぐ横に


その人が立っているのが何となく嫌だった。




登るときはあんなに時間がかかったのに、ケーブルカーだとあっという間(笑)


これじゃ確かにハイヒールで来る人もいるはずだわ~と納得。


時計を見ると、もう4時半になろうとしていたので、私は迷わず駅へ向かった。



   『くるみさん、このまま帰っちゃうの?』



電車に乗り込む私に向かって、その人は少し淋しそうに笑いながら言った。



答えに少し迷ったけど、


   (よし、今日こそ、ちゃんと言おう)


そう思った私は



   『じゃ、お茶くらいしていきましょうか。』



そう答えた。



その人の住む街の近くの駅まで行き、とりあえず駅前のファミレスに入った。


とりあえずドリンクバーとケーキを頼み、ホッと一息。


向かいに座るその人は、ニコニコしていてとても満足げだった。



  『今日は楽しかったなぁ~。こんなに楽しい思いをしたのはいつぶりだろう~~~!』



そう言って、先ほどまでの出来事をツラツラと話し始めた。


私はぼんやりとそれを聞いていたが、意を決して言った。



  『今日は楽しかった。本当にありがとう。でもね・・・』



話をそらそうとした・・・その時



  『くるみさん…オレ、焦らないから。大丈夫、こんな風にたまにどこかへ出かけて

   くれたりするだけでいい。オレはくるみさんと居るだけで楽しい。

   一緒にいたら、いつかきっとオレのこと好きになってくれると思うから。』



まただ・・・


どうしてこの人はこんなに自信満々になれるのだろう。。。


どうして私がこの人を好きになるって言い切れるんだろう。。。


私の気持ちを全く考えないその人に、私は少しイジワルをしたくなった。



   『私ね、昔から頭のいい人が好きなの。

    もちろん、それは学校の勉強だけでなく、自分よりもいろんな事を知ってて、

    いろんな事を教えてくれる人。自分にいろいろな影響を与えてくれる人。

    ○○さんって、本とか読む?音楽とか聴く?』

    

   『え?いや、本は読むよ。歴史が好きだからどうしてもそっちの方ばかりだけど・・・

    音楽は…最近はあまり聴いてないけど・・・でもどうして?』


   『えっとね・・・こんなこと、はっきり言って本当に申し訳ないんだけど、

    ○○さんから貰うメールの文章見てると、

    言葉の使い方とか、文章の書き方とか・・・読んでいてちょっと気持ち悪くなったりするんだ。』



    (うわ~超イヤミなオンナ( ̄ェ ̄;)!)



そう、確かにその人の書くメールは本当に長い。


長いだけでも読むのが大変なのに、主語と述語の間に助詞が抜けてたりするから非常に読みづらいのだ。


最初は方言?友思ったけど、あきらかに違う。


読んでいて途中で気持ち悪くなってしまうのだ。


いつも会社で若い子が提出してきた書類を、添削して書き直させたりするくらいだから、


言葉の間違った使い方や、成り立っていない文章を見ると、非常にイライラしてくるのだ。


もちろん私自分もそんなに完璧なわけではない。


それこそ、一応社会人20年やってれば、皆そこそこ身につく程度のものだ。


だから、その人も35を超えているのならば、それなりに使ってほしかったのだ。


そう、どんなに良い人でも、どうしてもそこだけは、許せなかったりする私が居た。


そしてついにその人のメールの文章を開いて


この文章のここが変、この言葉の使い方はこう・・・などと私は偉そうに言ってしまった。

 
(これだけあからさまにイヤミを言ったら、きっと私が優しくないってコトがわかるでしょう(* ̄m ̄) ププッ)




   『いや~まいったな。なんか先生に怒られてるみたい(笑)

    でも言ってくれてありがとう。勉強になった。

    なかなか言えないことはっきり言ってくれるのも優しさだよね。

    やっぱくるみさんって優しいね^^』



えええっっ???( ̄Д ̄;) ガーン



なんで?どうしてそうなるわけ???




もうこの人には、何を言っても通じないのかもしれない。。。


正直、もう何も言えずにどっと疲れてしまった私。。。


それからよかったら夕飯も一緒に食べていこうというその人の誘いを振り切って


そしたらせめて新宿まで送っていくよという言葉もご丁重にお断りして


ようやくひとりになれた時、ホッとする自分が居た。。。


そして電車の中で「やっぱりあの人とは無理だろうなぁ。。。」ということを確信した。




家に帰っても、その人から山のように来る長文メールに私は辟易しながらも



   『今日は疲れたので早く休みます。おやすみなさい。』



と返事をしてベッドに潜り込んだ。





   『エーイチになんて言おうかな・・・。』




私はそんなことを、ベッドの中でひとり考えていた。



    

  



テーマ : 婚外恋愛 ジャンル : 恋愛

21:19  |  未分類  |  TB(0)  |  CM(6)  |  EDIT  |  Top↑

*Comment

■水上バス

実は…先週~乗ったの

何気にくるみさんの記事を思い出し
私も思わず、ミス*ルを口ずさんでしまったわ

隣でニコニコしてたのが夫でしたが

ま…仕方ないね

あさぎ |  2010.05.10(月) 22:37 |  URL |  【コメント編集】

■うう・・・・

更新のたびなんだか胸が苦しくなる・・・^^;
心配…大丈夫だと思いつつ・・・心配・・・苦笑)^^;
奈菜 |  2010.05.11(火) 22:07 |  URL |  【コメント編集】

■あさぎさん♪

こんにちは、あさぎさん♪

こちらにいらしてて、しかも水上バスにまで・・・(T∇T) ウウウ
あぁ、こんなに近くにいらっしゃったなんて~~~!

>隣でニコニコしてたのが夫でしたが

あはは(^^;
確かに『誰と乗るか』によっても、かなり印象違いますからね(笑)
今度あさぎさんが来たときは、ぜひ私とっっ!

あ、実は急遽来週末私がそちらへ上陸することになりました(*^_^*)
でへへへへへ(#^.^#) ニョホ
くるみ |  2010.05.12(水) 08:33 |  URL |  【コメント編集】

■奈菜さん♪

こんにちは、奈菜さん♪

ごめんね、なかなか更新できなくって・・・
でもね、実はこの更新の間にも、いろいろなことが起きてて(^^;
なんだかまとめられるのか不安になってきました(笑)

でも大丈夫!心配しないでね^^
いつも読んでてくれてありがとう、奈菜さん♪
くるみ |  2010.05.12(水) 08:36 |  URL |  【コメント編集】

■で。。。

何て言ったのぉ~~~?エーイチさんに~~~v-391

くるみさん、おひさしぶりです^^
許せるところ 許せないところ
でもそこに『愛情』があるか無いかで
違ってきますよね~~~~~とつくづく思う今日この頃の香苗です。

>言葉の間違った使い方や、成り立っていない文章

↑トシのはこのオンパレード!
くるみさんの基準としては全くなっとりませんネ!(笑)

というかこのお話を読ませて貰い思ったのは、
この方は良い人なのでしょうけれど、
相手(くるみさん)のことは少し置いといちゃうのかな?って。
自分の想いを連ねたい、届けたい、
分かって欲しいプラスの情熱はわかるけれど、
受け取る相手はどうだろう?って…(^_^;)

高尾山、私はまだ行ったことがなく!
一度はやっぱり行ってみたいですわ~♪
香苗 |  2010.05.12(水) 22:29 |  URL |  【コメント編集】

■香苗さん♪

こんにちは、香苗さん♪

にゃはは~(^^;なかなか「どーなったか」まで掛けずにゴメンネ(笑)

>でもそこに『愛情』があるか無いかで
>違ってきますよね~~~~~とつくづく思う今日この頃の香苗です

うんうん、わかるわかる!
私もエーイチから来たメールには、ツッコミ無しだもん(笑)
逆にわざと変な文章書いてくるときもあるし・・・(´Д`)
愛情がないとここまで厳しくなっちゃうんだ~私^^;って(笑)

>自分の想いを連ねたい、届けたい、
>分かって欲しいプラスの情熱はわかるけれど、
>受け取る相手はどうだろう?って…(^_^;)

そうなのよ~!まさしくそう!
最終的に私もその「押し」にウンザリってなっちゃって。。。
ま、これから書きますが、
忍耐強く待っててくださいね。
いつもありがとう、香苗さん♪
くるみ |  2010.05.13(木) 12:44 |  URL |  【コメント編集】

コメントを投稿する

URL
COMMENT
PASS  編集・削除するのに必要
SECRET  管理者だけにコメントを表示  (非公開コメント投稿可能)
 

▲PageTop

*Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://karubimama.blog115.fc2.com/tb.php/223-cf7f071f

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | BLOGTOP | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。